東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅直結の複合型商業施設「二子玉川ライズ」は、2022年3月1日（火）から、電気自動車（EV）の国内での普及促進に向けた新たな取り組みをスタートします。SDGs（持続可能な開発目標）の 「7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の目標に対し、地域生活に根付いた商業施設として脱炭素社会の構築に寄与してまいります。

国内商業施設初、アプリを使用したEV充電予約の実証実験をスタート
2035年までに国内におけるすべての新車をEVやハイブリット車などにするという目標を政府が掲げるなど、近年、脱炭素社会構築に向けたEVの普及促進が本格化しています。しかしその一方で、国内の充電スタンド数は減少傾向にあり、特にマンション等の集合住宅に住み、充電設備がない「充電難民」にとって、外出先で利用可能な“第３のチャージングスポット”の整備は急務となっています。

二子玉川ライズでは、EV充電サービスの株式会社プラゴ（東京都品川区東五反田、代表取締役：大川直樹）と共同し、「EV充電予約アプリ使用による来店事前予約充電の実証実験」を2022年3月1日（火）から6月30日（木）までの期間で実施します。

実証実験では、二子玉川ライズ内にあるEV普通充電器2基、急速充電器1基にプラゴの予約システムを搭載し、充電設備の利用状況を検証します。検証結果をもとに、充電中の利用者への商業施設内での消費行動の促進や充電設備の効率化の改善を図ります。同社が提供する充電予約アプリ「MY PLUGO」は事前予約を可能とし、商業施設の来館につなげるほか、充電予約をしたEVユーザー向けに施設内で使えるお得なクーポンを発行することで、お買い物など、施設での楽しみ方の提案を行います。「快適な充電の確約」、「充電時間での買い物の楽しみや新しい発見」という付加価値をEVユーザーに提供することで、地域における「サードプレイスチャージング™」の創出を目指します。